自宅で下剤を飲む新しい内視鏡検査です。簡便ですがその代わり心臓病・糖尿病などで病院にかかっている方は向かない場合もあります。また高度の便秘の方は下剤を自宅で飲む当院ではなく、下剤を病院で飲む施設での検査をお勧めします。そのような方はこちらの病院をおすすめします。

　以下の方は当院の日曜大腸内視鏡を受けることができません。
１．心臓病や内臓疾患など重い病気のある方。
２．移動が難しい方やトイレにすぐ行くことができない方。
３．高度の便秘の方。

　検査は日曜日午後のみとなっています。時間は指定できません。予約後１週間以内に予約表に記入した住所に下剤が送られてきます。飲み方とクリニックの地図が同封されています。

　検査の１週間前から血液をサラサラにする薬を中止します。処方した医師の了解を得た上で中止してください。もし中止できないときは検査は可能ですが、出血の危険があるため、組織を取ったりポリープを切除することは出来ません。便秘のひどい人は普段はおすすめする方法と逆のことをやってください。つまり野菜や果物などの食物繊維をあまりとらないようにして、代わりに肉や乳製品をとってください。便が少なくなり検査当日の下剤で出しやすくなります。

　検査の日は朝食はとらないでください。予約時間の６時間前から自宅で下剤を飲み始めます。数時間でトイレに何回か行き便がでてきれいになります。その後は便意も少なくなり移動が可能になりますが便秘のひどい人は時間がかかりますので８時間くらい前から飲みだした方がいいでしょう。糖尿病の薬は検査当日は飲みません。心臓や血圧の薬は検査当日も飲んでください。

　問診のあとで検査をします。検査は１５分くらいです。検査後説明を聞いて帰ります。無痛の水浸法ですので痛くありませんが、希望の方には麻酔も使えます。麻酔希望の方は車で来ないようにしてください。来院後すぐに検査を始めます。検査時間は１５分程度で、検査後はすぐに帰ることができます。

　ポリープがあったらその場で切除治療できます。入院はありません。切除後はアルコール、入浴、運動の制限があります。

　基本的に保険が適用されます検査にかかる費用は検査だけで６千円くらい、ポリープを取ると２万円くらいです。麻酔を使うと１千円ほど高くなります。保険証をお忘れなく。

　ＪＲ新宿駅南口から甲州街道を西に向かうと、３つ目の信号のところに左に京王線新宿駅出口、右にAMPMがあります。その十字路を左折するとすぐに、右に交番、左に全労済のビルがあります。全労済の奥隣のビルの五階が当病院（Ｇｏｏｇｌｅ地図）です。病院を少し過ぎた右側のニューステートメナービルには有料駐車場があります。近くまで来て場所がわからないときはクリニックへお電話ください。０３−５３５０−９０８０